オーストラリアでワーキングホリデーをしてみたいけれど、
「英語がほとんど話せないけど大丈夫?」
「現地で仕事が見つからなかったらどうしよう」
「出発するまでに何を準備しておけばいい?」
と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
英語に自信がないからといって、オーストラリアでのワーキングホリデーを最初から諦める必要はありません。
ただし、「渡航できるか」と「希望する仕事を見つけられるか」は分けて考えることが大切です。
英語力が低い状態でも応募しやすい仕事はありますが、英語を使えるようになるほど仕事の選択肢は広がりやすくなります。
この記事では、オーストラリアのワーホリで英語が話せない場合に考えておきたいことや、現地で仕事を探すまでに準備しておきたいことを紹介します。
オーストラリアのワーホリは英語が話せなくても大丈夫?
英語が得意ではなくても、オーストラリアでワーキングホリデーを始めること自体は可能です。
ただし、現地生活や仕事探しまで考えると、英語がまったく必要ないという意味ではありません。
特に仕事を探す場合は、求人内容を確認したり、応募先へ連絡したり、面接を受けたりする場面があります。
働き始めた後も、仕事内容の説明を聞く、同僚とやり取りする、お客様に対応するといった場面で英語を使う可能性があります。
そのため、
- 英語が話せないからワーホリには行けない
と考えるよりも、
- 今の英語力でできる仕事は何か
- 希望する仕事にはどの程度の英語が必要か
- 渡航までに何を練習しておくか
を考えて準備していく方が現実的です。
英語力によって仕事の選択肢は変わる
オーストラリアのワーホリでは、仕事によって必要になる英語力が違います。
英語を使う機会が比較的少ない仕事もあれば、お客様との会話が多く、ある程度の会話力が求められる仕事もあります。
英語に自信がない場合に検討しやすい仕事
英語力にまだ自信がない場合は、接客の少ない仕事から探す人もいます。
たとえば、
- キッチン補助
- 清掃
- 倉庫や工場関係
- 農業・ファーム関係
- 日本食レストランなど日本語を使える環境
などが候補になることがあります。
ただし、同じ職種でも勤務先によって仕事内容や必要な英語力は異なります。
「この仕事なら英語ができなくても必ず働ける」と考えるのではなく、求人ごとに条件を確認することが大切です。
接客の仕事では会話力が必要になりやすい
カフェ、レストラン、ホテル、ショップなど、お客様と直接話す仕事では英語を使う場面が増えます。
注文を聞くだけではなく、質問に答えたり、同僚から指示を受けたり、ときには予想していなかった会話に対応したりすることもあります。
将来的にこのような仕事を希望するのであれば、渡航前から会話の練習をしておくと仕事探しにもつながります。
「英語を勉強してから行く」か「現地で覚える」か
ワーホリを考えていると、「英語は現地に行けば自然に話せるようになるのでは?」と思うこともあるかもしれません。
実際にオーストラリアで生活すれば、英語を聞いたり話したりする機会は増えます。
しかし、現地にいるだけで自動的に仕事で使える英語が身につくとは限りません。
特に仕事を早く始めたい場合は、渡航してからすべて準備するよりも、日本にいる間から仕事探しを想定した英語を準備しておく方が動きやすくなります。
オーストラリアで仕事を探すまでに準備しておきたいこと
ワーホリの準備というと、航空券やビザ、住む場所などに目が向きがちですが、現地で働く予定なら仕事探しの準備も重要です。
1.希望する仕事をある程度決めておく
まず考えておきたいのが、オーストラリアでどのような仕事をしたいのかです。
たとえば、
- カフェで働きたい
- レストランで働きたい
- ホテル関係の仕事をしたい
- できるだけ英語を使う仕事をしたい
- まずは英語力を問われにくい仕事から始めたい
- ファームなど都市部以外の仕事も検討したい
など、人によって希望は違います。
仕事の方向性が決まると、出発前に覚えておきたい英語や準備すべき内容も見えやすくなります。
2.仕事で使いそうな英語を練習する
英語を一から完璧に勉強してから出発する必要はありません。
それよりも、希望する仕事で使いそうな表現から練習しておく方法があります。
たとえば飲食店なら、
- あいさつ
- 注文を聞く
- 聞き返す
- 商品の説明をする
- 同僚からの指示を確認する
といった場面が考えられます。
さらに仕事探しでは、自分の経験や働ける曜日、希望する勤務時間などを英語で説明することもあります。
日常英会話だけではなく、仕事探しで実際に使う英語も準備しておくと安心です。
3.英文レジュメを準備する
オーストラリアで仕事を探す際は、英文の履歴書である「レジュメ」を使って応募することがあります。
日本の履歴書をそのまま英語に訳せばよいとは限りません。
これまでの仕事経験やスキル、応募する仕事に生かせる経験などを整理し、相手に伝わる形にしておく必要があります。
渡航してから慌てて作るのではなく、日本にいる間に一度作成しておくと仕事探しを始めやすくなります。
4.面接で聞かれそうなことを練習する
英文レジュメを作っただけで仕事が決まるわけではありません。
応募後に面接へ進んだ場合は、自分のことを英語で説明する必要があります。
少なくとも、
- 自己紹介
- これまでの仕事経験
- 応募した理由
- いつから働けるか
- どの曜日・時間帯に働けるか
- 自分の得意なこと
などは、簡単な英語でも答えられるよう準備しておくとよいでしょう。
質問の答えを丸暗記するだけでなく、実際に声に出して練習しておくことも大切です。
5.仕事の探し方を一つに絞らない
現地の仕事探しでは、求人サイトだけでなく、店舗へ直接問い合わせたり、人から仕事を紹介してもらったりするケースもあります。
一つの方法だけで仕事を探し続けるより、複数の方法を知っておく方が選択肢を増やせます。
仕事がなかなか見つからない場合も、
- 応募する仕事を広げる
- レジュメを見直す
- 応募方法を変える
- 面接の受け答えを練習する
- 英語力を上げる
など、原因になりそうな部分を一つずつ見直していくことが必要です。
英語が話せないなら語学学校に行った方がいい?
英語に自信がない場合、ワーホリ中に語学学校へ通うか迷う人もいます。
語学学校に通うメリットの一つは、英語を勉強する時間を確保しやすいことです。
また、渡航直後からいきなり仕事探しを始めるのではなく、一定期間英語に慣れてから仕事探しを始めるという計画も考えられます。
一方で、語学学校に通う期間が長くなれば、その分費用も必要になります。
そのため、
- 現在の英語力
- 希望する仕事
- ワーホリでやりたいこと
- 滞在できる期間
- 予算
を考えて決めることが大切です。
「英語が苦手だから、とりあえず語学学校へ行く」と決めるのではなく、何のために通うのかを明確にしておきましょう。
英語が話せない状態で渡航するときに注意したいこと
英語力が低い状態でワーホリに行くことそのものが問題なのではありません。
注意したいのは、「現地に行けば何とかなる」と何も準備せずに出発してしまうことです。
特に仕事をする予定なら、渡航前にできる準備はあります。
英語が完璧になるまで待つ必要はありませんが、
- 最低限の自己紹介ができる
- 希望する仕事を英語で説明できる
- レジュメを用意している
- 面接でよく聞かれる内容を練習している
- 仕事の探し方を知っている
という状態にしておくだけでも、現地に着いてから動き始めやすくなります。
オーストラリアのワーホリで仕事が見つからない場合は?
仕事探しを始めても、すぐに仕事が決まるとは限りません。
応募しても返事が来ない、面接まで進めない、希望する仕事が見つからないということも考えられます。
その場合は、「自分は英語が話せないから無理だった」とすぐに決めつけず、どこで止まっているのかを確認してみましょう。
たとえば、応募してもほとんど連絡がない場合はレジュメや応募先の選び方、面接までは進むものの採用されない場合は面接での受け答えなど、見直す部分は異なります。
希望条件を絞り込みすぎている場合は、一度仕事の範囲を広げることも考えられます。
出発前に「英語+仕事探し」をセットで準備する
オーストラリアのワーホリを考えるときは、英語学習と仕事探しを別々に考えないことがポイントです。
「英語を勉強してから、そのうち仕事について考える」のではなく、
どんな仕事をしたいかを考える
↓
その仕事に必要な英語を考える
↓
レジュメや面接を準備する
という順番で考えると、渡航前にやることが具体的になります。
特に英語に自信がない人ほど、現地に行ってから考えるのではなく、日本にいる間から少しずつ準備しておくことが大切です。
まとめ|英語が話せなくても、仕事を考えた準備はしておこう
英語に自信がないからといって、オーストラリアのワーホリを諦める必要はありません。
ただし、現地で仕事をする予定なら、英語力が仕事の選択肢や仕事探しに影響することは考えておく必要があります。
渡航前には、
- やりたい仕事を考える
- 仕事で使う英語を練習する
- 英文レジュメを準備する
- 面接練習をする
- 現地での仕事の探し方を確認する
といった準備を進めておきましょう。
「英語ができるようになってからワーホリに行く」と考えるよりも、現地で何をしたいのかを決め、そのために必要な英語を出発前から準備する方が、ワーホリの計画も立てやすくなります。